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『空き家再生に秘策あり!』 [『空き家再生に秘策あり!』]

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《魅力的な空き家再生法》編
の肝(キモ)





キモその①

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とにかく今の日本には空き家がめっちゃある 
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↑↑空き家率の推移 
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↑↑見ての通り1970年代に1番多くの木造家屋が作られている。で、その老朽化やそれゆえの空き家化が問題化しつつあるらしい 
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↑↑そのうち、危険な家屋は約2000件 
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↑↑放って置くと治安的によろしくないと 
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↑↑で、足立区は解体費用に最大100万円まで助成金を出すことにしたらしい


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↑↑

でも約2年間でこれだから、少ないよね。危険な家屋が2000件もあるのに。


キモその②


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↑↑「・・・相談する人、場所がない。不動産に行けば土地を売れって言われそうな気がするし、住宅メーカーに行けば建て替えましょう、と言われる。
何が自分たちで正解というか納得いくかっていうのが分からない。
一人で抱える人も多い


という人たちが意外に多くいるってことらしいっす。


キモその③


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↑↑「・・・何とかこのまま存続させる方法はないかな・・・

↑↑っていう人たちもいるってこと。 



キモその④


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↑↑スピーク
木造家屋の再生請負集団
平均年齢30歳。


若いぞ!
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↑↑「・・・木造の古い物件は僕らから見るとむしろ古いのが味であるし築年数があればあるほど稀少だとも置き換えることもできるので格好いいっていうか、商品になるっていうか



キモその⑤


スピークの再生コンセプト
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↑↑「・・・その雰囲気に戻してあげた方がいい

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彼らはレトロが好きで、だからその良さを見抜くセンスがあって、ゆえにそのポイントうまく生かしつつ再生できれば同じようにレトロが好きな需要を捕まえられる、って考えてる。ってか、実際そういう風な感じで商売が成り立っているんだよね。



キモその⑤


コスト(リフォーム代)の問題

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↑↑スピーク側いわく、リフォーム後貸家としての使用期間は約20年。そんでもって、賃貸すればその賃料で工費は5年で回収できるらしい。

・・・ってことは、ざっと計算すると・・・賃貸期間を20年として年間 約150万円の収入。ボロ過ぎて借りても買い手も見つからなかった家が。 
でも、5年間以上借り手が居続けるとは限らないしね。まぁ。それは、不動産投資信託のREIT じゃないけど、よくあるリスクではあるよね。だから問題があるとすればこういうレトロ好き需要がどれくらいあるかだよね。そして、それを満たせる供給・物件がどれくらいあるのか。今は、こういう再生をやっている業者は少ないからいいけど、増えてきてるみたいだからね。ただ、スピークみたいなおしゃれなレトロ趣味がコンセプトの中古再生業者とただの中古再生業者は分ける必要があるんだろうけど。でも、被っている部分が多くあるんだよね。だからその辺による需要のあり方と供給のあり方の変化の見極めが必要だろうね。



キモその⑥


ビフォーアフター
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キモその⑦


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↑↑さっそく出来上がった物件をサイトにアップ
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↑↑守備は上上。



キモその⑧


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レトロ好きのニーズというものがちゃんとあるのだ。



キモその⑨

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↑↑「・・・我慢するっていうことになっちゃう。古さを残しつつもすごくバランスがとれている
とは、居住者のコメント


そういうことだよね。




《過疎の町に移住希望者者続出》編
の肝(キモ)



キモその①


過疎化改善方法の流れ


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↑↑過疎化 
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↑↑これじゃあ、いかん!と町人 立ち上がる 
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↑↑「・・・年に一人ずつくらいぽつりぽつりと現れてきた

で、空き家となっていた古民家を貸していたところ、これだ!とひらめいたらしい。 
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↑↑「・・・町がずっと続いていける状態を作って行きたい

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↑↑2008年以降 移住者が急増。
2011年には転出者を転入者が上回ることに


やったね。



キモその②

移住の受け入れ基準

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↑↑「・・・自分自身が何かを持っている人の方が生活が成立しやすい。

そりゃそうだよね。移住者を呼べるだけのいい就職口がいくつもあったら過疎化になんかなってないだろうからね。




キモその③

移住者を定着させるための施策

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↑↑頼られ、好かれる世話役がいる



キモその④

移住者の例
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↑↑この町で念願の自分のパン屋を開業 

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↑↑決め手のひとつ

なるほどね。家賃が安いってことだけで決めない。大事なことだよね。それなりに成功して食っていかなきゃならないわけだから。

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↑↑県外からわざわざ買いに来るお客さんも。
このお客さんは、車で30分かけてやってきたらしい。で、まとめ買いです。


この辺のニーズを読み取れるかだよね。田舎は都会よりも車社会だったりするから。思ったより生活範囲が広かったりするのかも。だから、小さな町でもそこだけじゃなくて、周りのいくつかの小さな町も供給先として取り込める可能性があるってこと。
なので、その生活範囲の見極めも大事だし、その中で競争相手がいるのかどうかってことも重要になってくるかも。

ここのケースの場合、生活範囲の中にちょっとおしゃれな感じの手作りのパン屋ってのが無かったんじゃないかなぁ。だから、若い女性とかが車で遠くからわざわざ買いに来たりする。ってな、ことじゃないでしょうか。




おしまい

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