『カップヌードルを超えろ!』 [『カップヌードルを超えろ!』]

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↑↑画像にある約100個のカップ麺は1カ月間に出された新商品
1年間に約1000種類の新商品が出され、そのうち生き残るのは5%以下
(つまり商品寿命もインスタント ・・・)



《日清食品新開発編》
スタート


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↑↑横浜・みなとみらい地区にオープン
日清食品が建てた


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↑↑アメリカにチキンラーメンを売り込みに行った時に相手のバイヤーが紙コップに入れて食べるのを見て思いついて出来たのがカップヌードル

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↑↑日清食品 副社長 安藤 徳隆(34歳)
(創業者 安藤 百福さんのお孫さんだそうです。まだ、副社長なのに継ぐ気満々です。世襲制なんですね)
 

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↑↑「・・・とにかくカップヌードルをぶっつぶせで、超えるようなブランドを作り出す。
カップヌードルを壊すのはOK」


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↑↑連日、首脳陣による試食会が行われる。
一日一個のペースで試作品が作られ、年間では数千個の試作品が作られるらしい。
もちろん新たなヒット商品を生み出すために。


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↑↑消費者から寄せられるメールを重視

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↑↑9つのブランドに分けてあり、それぞれに担当者がいる。
たとえばカップヌードル担当
どん兵衛担当
ラ王担当
SPA王担当
太麺堂々担当などなど


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↑↑「・・・社内で負けているような商品は外でも勝てない」
(そりゃそうだよね、社内で負けても外で勝てるってことは、層が厚くて、図抜けてレベル高いってことだから。ある意味ものすごく殊勝な発言ってことなのかも・・・てか、普通の意見?)


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↑↑新開発のハイブリッド麺をベースに小麦粉やかんすいの配合を変えて作った1000種類以上の麺を食べ比べ3種類にまで絞り
さらに食べ比べて最後のひとつに絞る。
で、それを新商品委員会に出す。
(つまり、ひたすら試作、試食、試作、試食、試作、試食、試作、試食・・・の繰り返し、その凄さ。そして、それが続けられる環境と人材があるってことの凄さでもあるんだろうね。毎日違う試作品を作る能力、それを批評する能力。並では務まらないだろうから)


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↑↑最終判断はCEOが下す。

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↑↑日清ホールディングスCEO 安藤 宏基
創業者の次男


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↑↑「・・・終わりはない」


《日清食品編》
おしまい



《とかち麺工房》編
スタート

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↑↑北海道・幕別町
社員41人 年商16億円
 
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↑↑アダ名はラーメン・ハンター。
全てのラーメンを開発。
全国のラーメンを食べ歩き、これはというラーメンをカップ麺にしてきた。 「小さい会社はチャレンジしないと市場に入り込めない。大手と同じことをしても絶対無理。リスクを背負ってチャレンジする」


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↑↑これで有名らしいっす。 
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↑↑北海道屈指の有名店。
今回はここの店のラーメンをカップ麺にすることに。
もちろん出来たものを店主が納得したら、だが。
ちなみに今回は〈つけ麺〉らしいっす。

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↑↑さっそく、舌で覚えてきたスープの味の再現にかかる。
この再現力の高さがあってこそ。

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↑↑大失敗。
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↑↑さっそく出来た試作品を店主に試食してもらうが・・・ 
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↑↑「・・・これをつけ麺と言うのは厳しい。コレだとラーメンですよね。二つに容器を分けないとつけ麺と言うのはちょっと」

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↑↑「・・・やっぱり煩雑だった」

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↑↑で、ダメ出し食らって改良したのがこれ。
前回使用したつけ汁用の小さいカップを中に入れる方式を復活。捨てるお湯をつけ汁用に使うことが前回と違うところ。その分、手間がひとつ減って煩雑さが解消されたはず、ってことらしい。
これでOKをもらうことが出来た。


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↑↑サークルKサンクスのプライベート商品として売られることに。

《とかち麺工房》編
おしまい



《エースコック》編
スタート


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↑↑大阪・吹田市
エースコック
 
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↑↑スープはるさめを発売してから売上高がうなぎのぼり。
その立役者が沢山いる女子社員
 
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↑↑新開発中の〈おかずはるさめ〉商品について
「・・・従来のスープはるさめの倍ぐらいのボリューム。ちゃんとおかずとして食べてもらいたい」 


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↑↑モニター調査の結果。
スープはるさめのような低カロリーを期待していたのに意外とカロリー高くてがっかり的な声が多数寄せられる。


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↑↑「・・・きっちりもう一度作りこんでいきたい」

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↑↑で、なんとかカロリーオフに成功して、おかずはるさめ発売です。 

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↑↑カップ麺コーナーだけではなく、お惣菜コーナーなどにも置いてもらうことを思いつき、お店に交渉。OKをもらう。
(てか、そもそも〈おかずはるさめ〉をカップ麺コーナーに置くことがまず、おかしいような・・・)


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↑↑「・・・新しい挑戦をしていきたい」


おしまい

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